点评:「山の手4館パスチケット」を利用して、「うろこの家&展望ギャラリー」、「山手八番館」、「北野外国人倶楽部」、「坂の上の異人館」の4館巡り。「うろこの家」(旧ハリヤー邸)は、神戸で最初に公開された異人館だそうです。神戸市が管理する「風見鶏の館」や「萌黄の家」などは重要文化財で、民間管理のこちらは登録有形文化財ですが、いずれも神戸の異人館を代表する建築物として歴史的価値は高そうです。重要文化財は、特に重要なものを厳しく保護する指定制度であるのに対し、登録有形文化財は、保存と活用に特に配慮が必要なものを緩やかに保護する登録制度。増改築は事前届出が必要なものの、日常的な軽微な修理や内部の変更は比較的に規制が緩く、建築当初のイメージとはかけ離れたものになるリスクもありそうです。
外国人のための高級貸家として、明治後期に旧外国人居留地に建てられた後、大正時代に現在の地に移築。建物全体が天然スレート(粘板岩)で覆われていて、魚の鱗のように見えることから「うろこの家」と呼ばれています。天然スレートを外壁に用いるのは当時の西洋館としても珍しかったらしく、デザインだけではなく、耐火性・防水性・断熱性といった機能面でも優れていて、独特な意匠と高い技術力が評価されているのだとか。
建物内部は、ベイウインドウ(出窓)・サンルーム・暖炉など、当時の外国人向けの貸家の様式と間取りが、ほぼそのままの状態で保存されているそうです。一方で、家具や調度品の一部は当時の雰囲気を伝えるものの、マイセンやロイヤル・ウースターなどの西洋の名磁器コレクションは、元々の居住者の生活と直接関係があるのかどうかの説明がなく展示の意図は良く分かりません。隣接する「展望ギャラリー」は、姉妹館として1982(昭和57)年にオープン。マチスやユトリロなどの近・現代の絵画が展示されていますが、これは純粋に美術品としての集客力を重視したもので、建物との歴史的なつながりは薄いのではないかと思います。神戸の街と港を臨むことができ素晴らしい眺望ですが、民間の観光グループによって運営されているため、建物の維持管理費を賄うための集客が大きな目的となっているようで、チケット代金2,200円は少し割高な印象です。
翻译:我们使用山手四屋通票参观了四座建筑:鳞子宅邸及展望廊、山手八馆、北野外国人俱乐部和坂上异人馆。鳞子宅邸(原名鹞式住宅)据说是神户第一座对外开放的异国风格住宅。神户市政府管理的风向标宅邸和萌黄宅邸被指定为重要文化财产,而这座私人管理的建筑则被指定为登记有形文化财产。这两座建筑作为神户异国风格住宅的代表,似乎都具有很高的历史价值。重要文化财产的指定制度对特别重要的建筑进行严格保护,而登记有形文化财产的登记制度则对需要特殊保护和利用的建筑给予较为宽松的保护。虽然扩建和翻修需要提前通知,但对于日常的小修小补和内部改造,规定相对宽松,这增加了建筑面貌与原貌相去甚远的风险。这座建筑最初建于明治末期,位于当时的外国人居住区,是一栋供外国人居住的豪华出租房。大正时期,它被迁至现址。整栋建筑外墙均以天然板岩覆盖,形似鱼鳞,因此得名“鳞屋”。即使在当时的西式建筑中,使用天然板岩作为外墙材料也十分罕见。这种材料不仅美观,而且实用,具有防火、防水和隔热等优点。其独特的设计和精湛的工艺备受推崇。
建筑内部,包括凸窗、阳光房和壁炉在内,几乎原封不动地保留了原貌,反映了当时外国人租住房屋的风格和布局。虽然部分家具陈设展现了当时的氛围,但收藏的迈森瓷器和皇家伍斯特瓷器等名贵西式瓷器却缺乏说明,无法解释其与原住户生活是否直接相关,因此这些展品的用途尚不明确。毗邻的“观景廊”于1982年作为姊妹博物馆开放。这里展出马蒂斯和郁特里罗等艺术家的现代和当代绘画作品,但这纯粹是为了吸引游客,与建筑本身似乎并无太多历史渊源。观景廊可以饱览神户市及其港口的壮丽景色,但由于由私人旅游集团运营,其主要目的似乎是为了支付建筑的维护费用,而2200日元的门票价格也略显昂贵。